写真の勉強 【表現と最近考えていること】
- みさわたけひこ
- 8月12日
- 読了時間: 2分
2025JPS展名古屋の懇親会に参加しました (三澤は一応 日本写真家協会の会員なんです) 今回、最優秀の文部科学大臣賞をゲットしたのは、田中さんという三十歳そこそこの青年です。
作家性の強い作品に、写真を仕事にしているのかなあと疑問に思って聞いてみました。
介護の仕事をしているそうです。
仕事は仕事、写真は写真できっぱり分けていて、この先もプロになるつもりはないと。
なんと潔い。
だから、自由な表現が出来るんだなあ。
写真のプロと言えば聞こえが良いけど、
自分の三十代前半は写真で喰うことだけで精一杯だったなあ。
そんなこと考えていると写真が楽しくなくなる、つまらなくなってしまう。
もし、もう一度あの頃からやり直せたら、写真で喰うことを考えない違う道を歩んだかも。
純粋に写真に向かっている彼が、とてもまぶしくて、うらやましかったです。
翌日は今、子どもたちのダンスの発表会にお誘い頂きました。 昨日の、JPS展の懇親会から表現についてずっと考えていて
そんな中で子ども達のダンスを見ていると、なんと楽しいことか。
踊りたくてしょうがない感じ。
上手下手とか関係ない、踊っていて楽しいというのがビンビンに伝わってきます。
自分のDIYと一緒だ、出来映えよりもやっていることが楽しい。

写真の話に置き換えると
写真を撮りたくてしょうがないという人にお目にかかる機会が少なくなったなあと感じます。
写真で稼ぐことがゴールだと思っている人も多いように感じます。
それにとても違和感を感じています。
私から言わせれば、写真の先の自分の中から沸き立つ撮りたい表現したい感情を満足させること。そこがゴールに一番近い。
子ども達の楽しそうなダンス見ながら、そんなこと考えていました。
コメント