出張撮影のはじまり
- みさわたけひこ

- 9月19日
- 読了時間: 1分

2012年 エプソンイメージングギャラリー・エプサイトが新宿にあった頃
写真展をしました。
EPSONのギャラリーは、登竜門として間口の広いギャラリーでした。
当時はまだ、出張の家族写真が珍しかった頃で
アマチュアの延長ぐらいにしか見られなかった頃で
自分もドキドキしながら公募に応募したのを覚えています。
いろんな人が見に来て下さいました。
その中で一人、私の写真を見て
「エリオット・アーウィットみたいですね」と、
言った方がおられました。
当時の私は、 撮影の前夜は、アーウィット氏の写真集を眺めてイメージを蓄積する事が日課だったので、
「ああ、気づく人がいるんだ」と驚き
同時にとても嬉しかった…
ホント嬉しかった…。
わかってくれる人がいるんだなあ…
商品を作りたいんじゃなくて
写真を撮りたいんだ
その人が松岡さんです。

出張撮影は私が始めたわけではありません。
写真が生まれて100年ちょっと。 そのはじまりから出張撮影でした。
その後に写真館が流行していった経緯があります。 でも、私が出張撮影を始めた1990年代は、それにたずさわる人はとても少なかったです。



コメント