藤田温さんの家じまいを考える写真展「キオクノキロク」に行ってきました。-実家じまい撮影の勉強1
- みさわたけひこ
- 4月3日
- 読了時間: 3分
更新日:4月3日

実家じまい撮影の勉強1
藤田さんの写真展に行ってきました。
SNSで見かけて、とても気になる良い写真を撮る方だなあと気になっていました。
明石で写真展をされていると聞いて、是非見に行きたいなと思った次第です。
到着したら、ご家族で、あたたかく迎えてくれました。
奥様も結婚式のカメラマンをしていた頃があって
ネットで私のことを知ってくれていました。
ありがたいです。
展示された写真を見ながら、いろいろお話を聞くことが出来ました。
私も「実家じまい」の撮影をしています。
自分の場合は、古民家好き古道具好きからの派生で、
建て替えするおうちや、手放す予定のお宅から
不要なものをいただきにあがるのが当初の目的で、かなり動機が不純です(汗)
ある時
伺った先でおばあちゃんがお相手をしてくれて
その佇まいが素敵で思わず写真を撮りたくなってしまった、というのが最初でした。
わたしは
家にもモノにも、魂が宿っていると感じるタイプです。 その魂が感じられる写真が撮れるかもと思いました。

藤田さんのキオクノキロクは、ご自身のおばあちゃんの家を整理したときの経験からはじまっています。
ご自身の実体験だから「想い」がストレートに伝わってきます。
良い経験をしているなあと、うらやましくなります。
不純な動機の私は、ちょっと恥ずかしくなりました。
藤田さんご家族と明石焼き屋さんで昼食をとりながら、おしゃべり。
奥さんもカメラマンです。 奥さんが結婚式のカメラマンをしている頃、お互いプライベートで遊びに行ってたフジロックで出会ったそうです。
面白そう\(^O^)/
実家じまい撮影の勉強2
疲弊する結婚式カメラマン
写真のスキルがアップするほど撮ることがつらくなってゆく自分がいたと、奥さん。
多くの結婚式カメラマンが抱えているであろう悩みを、的確に率直に述べることができる奥さんの思考に
とても感心してしまいました。
同じ悩みを持っている人は山のように知っています。
だけど、ちゃんと言語化できる人は少なくて、何がつらかったか曖昧なまま、みんな言葉少なに消えてゆきます。
奥さん曰く、
藤田さんと出会ったとき、撮りたい気持ちがいっぱいの人だったと、写真は下手だったけどね(笑)と
なるほど、この奥さんのこの思考回路が、藤田さんの気持ちを整理させて写真に向かわせているのだなと理解しました。素晴らしい関係だなあ。
いろいろなヒントと、とても良いお話を聞くことが出来ました。
ありがとうございました。
追記
後日、藤田温さんがPDAギャロップの山下さんと一緒に、名古屋へ遊びに来てくれました。
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