スズキ エブリイバンDA17V【乗り心地を良くする方法 4】レカロシートSR-C導入、そのメリットとデメリット
- みさわたけひこ

- 10月27日
- 読了時間: 4分
更新日:3 日前

臨時収入がありましたので、かねてから待望していたレカロシートを導入しました。
腰痛持ちとエブリイのシート もう数十年、腰痛と人生を共にしています。
エブリイの純正シートは、正直なところ腰痛持ちにはつらいシートです。
たぶん骨盤が立たなくて背中が丸まる形状がダメなんだと思います。
腰痛クッションとの日々
当初は、シートを換える事は考えていなかったので、
Amazonでいろんなクルマ用のクッションを捜してはあてがっていました。
一回使ってダメだと思って捨てたのもあって、総数十数個のクッションを試してみました。
残っているクッションは、そこそこ良かったので残してあります。
クッションを使ってのダメなところは、座っていてとても不安定なんです。
コーナーの度に身体がずれます。
だから絶えず位置を微調整しながら走ります。
ふと、
このクッション購入の総額考えたら、シートを換えた方が早いのではないかと思った次第です。
レカロ歴 シート歴
若い頃に乗っていたランクル ロクマルでも、レカロを使っていました。
当時、SRシリーズが出始めで、まだSR-Cとか座面ヨコのサポートが低いタイプがない時代です。
それ以前の、いすゞの車ではブリットのシートを使っていましたが、腰痛には微調整が効いて良かったのですが、
ホールド感はそれほどでもなかったです。
ロクマルをレカロSRに換えた時、包まれるようなホールド感とショルダーサポートのありがたさを痛感しました。
レカロSR-C ファースト・インプレッション
近所のタイヤ館でレカロシートに交換して頂きました。
乗り込んで最初に気付いたのは、アイポイントがちょっと上がったこと。
走り出すと、まるでチャイルドシートみたいなホールド感に大満足です。
レカロに使われているクッションは、たぶんエブリイ純正のシートよりも堅い印象です。
でも、換えたばかりで舞い上がっていて、それ以上のことまで考えることが出来ませんでした。
セカンド・インプレッション
日々使っていると、最初うれしかった人車一体のホールド感は、車体の揺れをそのままドライバーに伝えることに気付きました。
つぎはぎだらけの路面で横揺れが発生する状況だと、それがそのまま体に伝わります。
シートヨコのサポート部分が、まるで脇腹をえぐるボディ−ブローのように身体に伝わり、左右から内臓を揺さぶられます。これがキツい。
クッションの堅さも気になります。
段差の突き上げがそのまま身体に伝わります。
長時間乗っていると、だんだんパンチドランカーみたいになってきます(汗)
ショックアブソーバーやモーションコントロールビームMCBでかなり乗り心地が改善されたと思っていたのですが、
また、最初に逆戻りしたような感じです。正直、失敗したなあと思いました。
運転を相棒に代わってもらって、助手席のノーマルシートに座っていると、
ヨコ揺れはホールドしてくれない分だけすべて逃がしていたのだ気付きます。
エブリイだとあまりホールドしないシートの方が良いのでしょう。
それで、腰痛にやさしいシートがあれば良いのですが。
最初の結論
メリット
身体を支えてくれるホールド感は素晴らしいです
長時間運転しても腰が痛くならないです。
デメリット
車体のゆれが全部身体に伝わって大変。
クッションが堅い。
レカロシートにしても乗り心地は良くなりません。
もし、ノーマル足のエブリイにレカロを入れたら
かなり厳しく揺れを受け止めることになるのだろうなあと、考えてみると怖いです。
追記
二ヶ月乗ってみました。
身体が慣れたのか、ウレタンが少しなじんできたのか、
最初の頃より、少し良くなった気がします。
追記2
相棒に運転してもらって助手席にいるとても快適。
ホールドしない純正シートが揺れを逃がしてくれているのがよくわかります。
追記3 路面が悪いところでは、自然と前屈みになって サイドのサポートの影響を受けないように、身体が学習していました。
☆ うちは写真屋さんです。 エブリイに乗って、いろんな土地に出かけて こんな仕事をしています。 自宅で花嫁のすすめ











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