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写真の勉強 【写真の勉強をする前のフリーランスのとしての心構え】

更新日:8月23日


卒業の袴姿を見せに来てくれました。
卒業の袴姿を見せに来てくれました。

写真のこと、絞りとか構図とか、撮影の仕方をいろいろ話をしていたのですが、

そんな話をする前に実は、 モノを創り出す人生み出す人、としての基本的な心構えがあることに気付きました。


それがないと、どれだけ撮影の方法を学んだところで、技術のコレクションにしか過ぎません。 仏作って魂入れずで、写真を撮っていてもただの作業でしか過ぎません。



写真の勉強 【写真の勉強をする前のフリーランスのとしての心構え】

フリーランスとして撮影の依頼が来たら、相手の期待と要望を感じます。

それにすべて応えることこそが、自分の仕事だと思っている人も多いでしょうが…でも、 私はホントは違うと感じています。


相手の要望に応えること、これは必要最低限のノルマです。

でも、人と人との仕事は、野球で例えると

一方的なノックではなくて、キャッチボールですから…


次に相手にどんな球を返せるか、きらめく提案が出来るか、実がこの部分がホントの仕事だと思っています。 実はこれが、相手が期待している部分だと思っています。


これは写真に限らず、どんな仕事でもそうなのではないかと思っています。


言われたことだけやっていれば、相手の要望は満たすことが出来ます。

でもそれだけだったら、あなたに依頼する意味がないのです。

そんな人は、他にもたくさんいますから。


相手の要望を満たしつつ、こうやったらさらに良くなるとか、こっちの方が面白そうとか

撮影者が心の底から湧き上がる衝動が生まれて、こっちも見て下さいとプレゼンしたくなるのです。


上手く行くときもあれば、そうでない時もあります。

それでも自分の撮影に対する姿勢は貫けます。

その姿勢に、共感する人も現れます。



こんな話を、いろいろな人に話して、

そうか!と納得する人と、ちんぷんかんでポカンとしてしまう人の二手に分かれます。 その違いは、本人が考えているゴール地点の違いなのだと思います。


このことは、言葉で教えたり、本を読んだりして学ぶことではありません。

本人が、日々の仕事や生活の中で、自分で気付くしか方法がないのだと感じます。


これがわからないと、どんなにいろんな技術を習得したところで、技術のコレクションでしかありません。

これがわからないと、フリーランスにならない方が安全だと思います。

少しでもひらめくモノがあったら、写真の勉強をする意味が出てくると思います。



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