魔法の空色の靴
2023年8月
お祝いパーティーにお呼ばれして
新幹線乗ったら、クロックスだったことに気付いて(汗)
急遽、現地近くのお店で空色の靴を調達しました。
写真関係の人たちが集まるパーティー
ほとんどがはじめての人、
パーティー会場にて
となりにいた年下の方とのおしゃべり
(会場で自分より年上は少なかったみたいですがw)
彼「何をされてるんですか?」
私「写真撮ってます、もう三十年以上たちます。」
彼「すごいですね、三十年同じことをされてるんですね!」
それでちょっとカチンと…(私のダメのところ(汗)
(ここから心の声)
いやいや、三十年同じことをやっているわけではなくて
昨日よりも良いものをと日々悩みながら努力してきて三十年たったわけで、
写真を撮るという同じことはしてるけど、日々、試行錯誤の繰り返しなんだ。
こういう写真が撮りたい! と、漠然としつつも遠大で遠い夢であり目標があって
それに向かってどうしたら近づけるか、たどり着けるか…
いつも試行錯誤の連続なんだ。
続けるというのは、そういうことなんだ。
それがわからないのか、君は。
私をとりまく「営業写真」という業界は
流行りの写真のコピーと
昨今は、写真よりも、どう上手く経営してゆくか的な話が多くて、
お金のことは大事だけど、私には苦手な世界(^-^;
カチン彼と離れ、別のテーブルへ移動。
一緒にいた旧知の女性カメラマンに、その話をしたら
「あなたの目標ってなんなの?」と言われ
即答したのがこんな言葉
「写真で経営をうまく行かせて
回りのみんなを幸せにすることは、もちろんとても大事だけど
でも、自分は単純に写真で、
その写真を見た人が、すべてを幸せを感じるような写真を生み出したいんだ。
たとえば
ジブリの映画のように
スピルバーグの映画のように…」
まわりにいたみんながポカンとするような大風呂敷を広げてしまった…( ̄▽ ̄;)
ああ、しまったと思いつつ
でも
内心そんなに間違っていないと思うんだ。
写真という表現は、
たぶん、表現するというすべてのことは
かなうかどうかわからない、遠い目的地があってこそ成り立つものではなかろうか?
だから気高くなれる、頑張れる
ある意味
その事を思い出せてくれた彼に感謝しなければ…
おわり
コメント